やみくもに、自己流のやり方で髭を抜いても脱毛は出来ません。
僕が「効果があったな」と感じる、毛抜きを使った髭脱毛を解説します。
そもそも毛抜きで髭を抜いても薄くはならない
髭を抜く事で毛根にダメージが与えられるかも、とお考えの方に悲報です。
毛抜きで100本、500本と髭を抜いても、少し時間が経つと髭は生えてきます。
髭の毛根はとても強いので、ちょっとやそっとの刺激じゃ何度でも復活します。
髭を薄くするには脱毛が必要
髭を無くすには必ず脱毛する必要があります。
髪の毛、すね毛、髭、どんな毛にも発毛組織(毛の土台)が存在します。
土台が無くならない限り、毛は何度でも生えてきます。
脱毛は、電気やレーザーの熱の力で毛根を破壊します。
そのため、新しい髭が成長する事がなくなり、髭が薄くなります。
髭抜きは一時的に髭を無くしたい人向け
髭抜きのメリットは「今すぐに髭を減らせる」ただそれだけです。
どれだけ抜いても薄くならない、定期的に痛い思いをし続けなければならない。
毛嚢炎やニキビの原因となることもあります。
率先してやるような髭の処理ではないので、脱毛目的に髭を抜くのは避けましょう。
その抜き方はダメ!間違った髭の抜き方2選
髭抜きの中でも、特にやってほしくない抜き方をこちらで紹介します。
メリットが一切ない髭抜きですので、絶対に試さないでください。
皮膚をえぐって片っ端から抜く
「どんな髭も許さない、埋まっている毛も短い毛も全部抜いてやる」
髭になんの恨みがあるか知りませんが、埋まっている毛を抜いてはいけません。
皮膚を傷つけてしまいますし、陥没毛(皮下に埋まっている毛)が発生するリスクも高まります。
抜いた後のスキンケアをしていない
髭を抜いた後、冷やして毛穴を引き締めたり、保湿液を塗るなどのスキンケアを怠ると毛穴で雑菌が繁殖し、毛穴が炎症してしまう事があります。
赤ニキビのような見た目のものが大量にできてしまう可能性があるので、髭を抜いた後は最低限冷やしたりするようにしましょう。
【5ステップで解説】毛抜きを使った正しい髭脱毛
本来は意味のない毛抜きを使った髭処理。
脱毛器と組み合わせる事で僕は2ヶ月ほどで髭脱毛に成功しました。
僕個人が勝手に行なっているものなので、試すかどうかはご自身で決めてください。
用意するもの
まずは以下の3つを用意します。
- 毛抜き(100均のものでも何でもOK)
- 氷や保冷剤などの冷たいもの
- トリア(レーザー脱毛器です)
ステップ1.髭を剃る
まずは髭を剃ります。
髭が長い状態でトリアを使うと火傷のリスクが高まりますので、必ず剃るようにしましょう。
ステップ2.トリアで髭の毛根を破壊する
トリアを髭に当てます。
ピッという音と共に髭の発毛組織が破壊されます。
痛みが強いですが、これで髭が生えてこなくなりますので少しだけ我慢しましょう。
ステップ3.効果があった髭を毛抜きで抜く
トリアを当てた髭を毛抜きでつまんで、軽く引っ張ります。
軽く引っ張ってするりと引っ張れる毛は、そのまま抜きましょう。
軽く引っ張っても抜けない毛は、毛の周期的にトリアが効かなかった毛なので放置します。
無理に抜いてはいけません。
ステップ4.口周りを冷やして毛穴を引き締める
軽く引っ張って抜ける髭を全て抜き終えたら、用意した冷たいもので口周りを冷やします。
「口周りが熱いな」と感じなくなる程度に冷やせば十分です。
ステップ5.スキンケアをして終了
乳液や保湿液などを口周りに薄く塗り広げます。
脱毛後の肌は乾燥しやすいので、こうしたスキンケアで肌を保湿する事で炎症や乾燥を予防できます。
脱毛後もスキンケアを続ける事で、綺麗な口周りが維持できますよ。
この1連の流れは、こちらのブログ記事で解説しています(動画付き)
毛抜きと脱毛器を組み合わせると効果がわかりやすい
本来、脱毛器と毛抜きは組み合わせる必要がありません。
脱毛器で効果があった髭は、ほっといても抜け落ちます。
ただ、毛抜きを使う事で、どの部分に効果があったのか判断しやすくなります。
青髭も薄くなりますので、一刻も早く髭を薄くしたいという方にオススメです。